右から左へ
- relaxation nam

- 2024年11月15日
- 読了時間: 2分
受け流す、聞き流すことって訓練しないとできないことだなと思っています。
私は義理の家族と13年間同居をしていて、最初の頃は嫌なことを言われても
「夫の家族だから」と出来るだけ優しい気持ちで接するようにしていたけど
1年、2年経ってくるとどんどん優しい気持ちが持てなくなって
自己嫌悪に陥ることが多くなっていきました。
でもある日「聞き流す」という技術が身についている自分に気づいたんです。
導入部分だけ聞いて「あ、これは聞いたことあるやつ」とか
「これは聞く必要ないことだ」(←主に悪口と自慢話)とかを判断し、
あとはもう声だけ返事をして、頭の中では楽しいことを考えながら料理をしたり掃除をしたり。
だいぶ便利な技術です(笑)
これが出来なかった頃は、毎回、言われたことを自分の頭や心に通過させてしまい
イライラしたり落ち込んだり悲しくなったりしてしまっていたけど
「聞き流す」という事が出来るようになってから、それが極端に減りました。
だって基本、聞いてないから。
もちろん、聞き流すことが出来なくて、感情が動くこともあるけど、そういう時はちゃんと
「聞き流す」技術を発動させて自分を保つようにしていました。
お客様といろんな話をしていて、この「聞き流す」技術を身に付けてほしいなと思うことが
たまにあります。
あなたがそれが出来たからといって誰もができるとは限らない、と言われます。
確かにそう。性格は人それぞれ。だけど、変われるかどうかじゃなくて自分を変えるかどうかは自分の気持ち次第じゃない?そして出来たかどうかを判断するのも自分だよ。
と心の中でつぶやいて、今日もどこかで「聞き流し」を発動しています。

